【銘柄フラッシュ】熊谷組や航空電子が高く上場2日目のフィックスターズ活況高

2014年4月24日 16:05

 24日は、昨日業績予想を増額した熊谷組<1861>(東1)が後場一段堅調となり8.1%高。日経平均やTOPIXはTPP(環太平洋経済連携協定)交渉や日米共同声明を見極めたい様子が強まり一時179円安となった中で、同じく昨日発表の日本航空電子工業<6807>(東1)は12.9%高。クラリオン<6796>(東1)は1.0%高だが一昨日の発表を連日好感して連日高値を更新。

 13時過ぎに決算を発表した清水建設<1803>(東1)が一時急伸した後も堅調で1.5%高、JFEシステムズ<4832>(東2)は5.9%高、14時に増額を発表した不二サッシ<5940>(東2)は10.1%高。住友金属鉱山<5713>(東1)は非鉄市況や投資判断を受けて3.6%高だが高値更新。

 上場2日目のフィックスターズ<3687>(東マ・売買単位100株)は9時26分に公開価格の2.6倍の9040円で初めて売買が成立し、後場はストップ高の1万540円で推移。上場5日目のジョイフル本田<3191>(東1)は17.0%高となり上場来の高値。

 東証1部の値上がり率1位は新日本無線<6911>(東1)の19.2%高となり昨日発表した3月決算を好感して戻り高値、2位は前出・ ジョイフル本田<3191>(東1)の17.0%高、3位は日本航空電子工業<6807>(東1)の12.9%高となり昨日発表の決算を好感して高値を更新した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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