LGエレ、ガスと電気のいいとこ取りコンロ「ヒドゥンクック」を発売
2014年4月20日 21:41
韓国のLGエレクトロニクスは17日、ガスバーナーをセラミック台の下に配置したガスコンロ「ヒドゥンクック」を発売したと発表した。
「ヒドゥンクック」は、韓国内で初めてガスバーナーをセラミック台の下に配置した製品。直火ではないセラミックバーナーで加熱するHRB(Hidden Radiant Burner)方式によって食物に熱を伝える。
ガスコンロと電気コンロそれぞれの長所を備え、これまでのガスコンロに比べて一酸化炭素の発生量を約90%以上おさえる。また、ガスを使用するため、毎日1時間使用する場合の1カ月の維持費が電気コンロに比べて約40%安い。三脚などの付属品をなくし、キズや熱に強いドイツ製SCHOTTのセラミック台を採用したため掃除もしやすくなっているという。
また、スイッチをひねるだけで火がつく「快速点火方式」を適用したため、これまでのガスコンロのように2~3秒間スイッチを回したまま待つ必要もない。
安全機能も強化した。スイッチに適用した赤いランプによって点火状態を確認することができ、使用後コンロ台が完全に冷めるまでランプがついているので残熱状態を知ることができる。また、点火後2時間連続使用すれば自動で火が消える機能もついている。
デザインはイギリスの有名グラフィックデザイナーNeville Brodyの幾何学模様を全面に採用し高級感を出した。
LNG専用の“ヒドゥンクック”モデルを2口(モデル名:HTR6235CN)と3口(モデル名:HTR6335CN)タイプで用意し、価格はそれぞれ69万9,000ウォン(約6万8,900円)と76万9,000ウォン(7万5,800円)。
LG電子のキッチンパッケージ事業担当者は、「ヒドゥンクックは、使用の便宜性、安全、スタイル全てを考慮した製品」「新たな顧客価値を提供し、今後プレミアム調理機器市場をリードしていくだろう」とコメントしている。