【銘柄フラッシュ】レッグスが急伸し新上場のジョイフル本田は公開価格上回る
2014年4月18日 16:44
18日は、昨日の麻生財務相の発言を受けて年金の株式運用拡大に期待があり、TOPIXとJPX日経400はほぼ高値引け。連動性の強いソフトバンク <9984> は大引けにかけて浮上し0.2%高程度ながら堅調転換。ソニー <6758> はジリ高を続けて1.3%高。三井不動産 <8801> は1.6%高、業績予想を増額した資生堂 <4911> は1.1%高。
本日新規上場となったジョイフル本田 <3191> は北関東を地盤に大規模ホームセンターを展開し、9時ちょうどに公開価格2700円を下回る2650円で初値がついたあとは上値を追い、高値は後場の2925円、終値は2842円。公募株数はゼロ(新株発行なし)で、売り出し株数が最大410万4600株。2014年6月期の連結業績予想は、売上高が前期比0.1%減の1767億1400万円、営業利益が同9.3%減の91億5400万円、純利益は同8.3%減の63億4300万円、1株利益245円80銭。ビッグデータ関連のホットリンク <3680> (東マ)は15.6%高。
格安スマホ販売で注目されるイオン <8267> は前日比変わらず、ビックカメラ <3048> は0.1%安。しかし、セールスプロモーションのレッグス <4286> (JQS)は27.8%高となり、通信サービスに関連するインターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> は8.8%高の戻り高値、フリービット <3843> (東マ)は21.4%高の戻り高値、日本通信 <9424> (JQS)は19.8%高の高値更新など活況。
輸入牛肉の関税引き下げに期待とブロンコビリー <3091> は1.9%高ながら高値更新、ペッパーフードサービス <3053> (東マ)は11.3%高で高値更新。
東証1部の値上がり率1位は山一電機 <6941> の10.9%高となり半導体検査装置関連株で同じくインスペック <6656> (東マ)が14.6%ストップ高のため連想買いが波及、2位は前出・インターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> の8.8%高、3位はアルバイト情報のディップ <2379> (東マ)となり建設業界や外食業界での人手不足が伝えられ8.2%高の高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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