シャープ、プラズマクラスター搭載商品が累計販売5,000万台を達成
2014年4月18日 12:07
シャープは17日、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」の搭載商品の販売台数が2013年12月末に世界累計5,000万台を達成したと発表した。
2000年10月に初めて空気清浄機に搭載して以来、プラズマクラスター発生デバイスの高濃度化・小型化による効果効能の進化と搭載商品の拡大に加え、異業種への展開を強化したことなどにより、順調に普及が進んだという。
「プラズマクラスター」は、自然界にあるのと同じプラスとマイナスのイオンを放出して空気を浄化する独自技術。これまでに空気清浄機やエアコン、冷蔵庫、洗濯機、扇風機など自社商品15品目に搭載されている。
また、業務分野への導入も拡大しており、2014年1月には、水産加工工場への導入事例である「プラズマクラスターによる衛生空間づくりと節電の新たなソリューション提案」が平成25年度 省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」を受賞したほか、4月23日から、大阪市営地下鉄御堂筋線の通勤車両へ試行的に搭載されるなど、公共空間での活用も広がっているという。
また近年、PM2.5・黄砂・花粉などによる外部環境の悪化に伴い、窓を開ける機会が減少しており、室内の気になるカビやニオイ対策へのニーズが高まっているが、「プラズマクラスター」を搭載したエアコンや洗濯機では、室内機や洗濯槽の内部に発生するカビ菌の増殖を抑制する効果が確認されており、カビ菌の室内への放出や衣類への付着を低減させ、冷蔵庫では庫内壁面の付着臭を低減する。
シャープでは、世界累計5,000万台達成に合わせて「プラズマクラスター おかげさまで5,000万台プレゼントキャンペーン」を4月25日から6月30日まで実施する。