タイムズ24:子会社社員の横領が発覚、プリペイドカードの売上金278万6000円を着服

2014年4月18日 08:36

【4月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】パーク24(東1:4666)グループのタイムズ24は17日、グループ会社の従業員による不正行為が判明したと発表した。同社が運営管理を受託している安土町駐車場(所在地:大阪府大阪市中央区安土町3丁目、現・大阪市立安土町地下駐車場)において、グループ会社であるタイムズサービスの従業員が、「大阪市駐車場共通回数券」(以下「プリペイドカード」)の売上金を着服していたという。

 同社の発表によると、グループ会社のタイムズサービスに所属する従業員(準社員・男性・44歳)が、2013年7月〜2014年3月の間、安土町駐車場に設置されているプリペイドカード自販機の中から現金を詐取、それと同時に自動的に売上が記載される伝票を隠蔽し、管理簿を二重に作成していた。この行為は、同社が定期的に実施している社内調査により2014年4月9日に判明。当該社員に事実を確認したところ、着服を認めた。着服金額の総額は278万6000円。

 なお、同社は本件について「このような事象が二度と発生しないよう、管理体制の更なる強化と、管理の厳正な実施を徹底いたします。また、定期実査に加え不定期実査を実施するなど、不正行為が起こらない環境を整備するとともに、全従業員への再教育を行ってまいります」とコメントしている。【了】

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