日立、いちごECOエナジー向けに43MWメガソーラー発電システムを受注

2014年4月11日 14:12

 日立製作所は10日、いちごECOエナジーが群馬県に新設する発電出力約43MW(メガワット)の太陽光発電システムを一括受注することが内定したと発表した。

 同社によると、今回の発電システムは、いちごECOエナジーが事業者として群馬県利根郡昭和村生越に建設する発電所向けに、日立が設計から調達、製造、据付、調整までを担当するもの。発電所の発電出力は約43MW、年間予想発電電力量は一般家庭約1万4千世帯分に相当する約5万MWhで、2017年4月の運転開始を予定している。

 日立は、メガソーラー発電システムを構成する重要な機器であるパワーコンディショナーや変圧器、遮断器などのさまざまな機器に加えて、発電設備の運転を監視するシステムや発電量などを計測するシステムまで幅広く手掛けており、国内最高水準の効率で信頼性の高いメガソーラー発電システム全体を一括で取り纏めることを強みとしている。これまでに東京電力向け13MWメガソーラー設備や大分ソーラーパワー向け82MWメガソーラー設備を納入するなどの実績を持つ。

 同社は、今後、需要の高まりが見込まれる自然エネルギー関連分野で積極的に事業を展開するとしている。

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