日・EU経済連携協定締結に全力尽くす 総理
2014年4月10日 09:36
安倍晋三総理は日本経済団体連合会会長で、都内で開催された日・EUビジネス・ラウンドテーブル(BRT)の日本側共同議長を務めた米倉弘昌氏とEU側共同議長のファブリス・ブレジエ氏から9日、提言書を受けとった。
安倍総理は米倉氏らに「BRTの年次総会で日本とEUの経済関係強化に有意義な議論がなされたと思う」と評したうえで「安倍政権としては経済連携協定(EPA)を大変重視している。特に日・EUの経済連携協定を締結していくことは日本の成長、安倍政権の成長戦略にとっても大変重要であり、日本とEUの経済にとっても重要である」と強調した。
そのうえで、安倍総理は「共同宣言も参考にさせていただきながら、日本・EU双方に有益である、あるいは双方の利益、あるいは成長にかなうEPAにしていくために、そしてそれを締結していくために全力を尽くしていきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)