プログレスM-23M補給船、打ち上げ成功 国際宇宙ステーションへ

2014年4月10日 09:00

  ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は9日、プログレスM-23M補給船を搭載したソユーズUロケットの打ち上げに成功した。プログレスM-23Mは国際宇宙ステーション(ISS)へ向けた補給物資を搭載しており、打ち上げから約6時間でISSに到着する予定だ。

  プログレスM-23Mを搭載したソユーズUは、現地時間2014年4月9日21時26分(日本時間10日0時26分)カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の1/5発射台、通称「ガガーリン発射台」から離昇した。ロケットは順調に飛行し、約9分後にプログレスを軌道に投入した。今後、約6時間後の10日6時20分頃(日本時間)に、ISSのピールス(ピアース)・モジュールにドッキングする予定だ。

  プログレスM-23MはISSへの物資の補給を担う無人補給船、プログレスM-M型の新型機で、RKKエネールギヤ社によって製造された。打ち上げ時の質量は7,290kgで、そのうち水や食料、酸素や燃料、修理用の部品など、2,383kgの補給物資を搭載している。

 ■РКН «Союз-У» с ТГК «Прогресс М-23М» стартовала с космодрома Байконур
http://www.roscosmos.ru/20434/

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