川崎重工、インドネシアで二輪車生産の第二工場を稼働

2014年4月8日 17:09

 川崎重工は8日、インドネシアの現地法人カワサキ モーター インドネシア(KMI)で同日、二輪車生産工場(第二工場)の開所式を行い、稼働を開始したと発表した。同国市場の需要増に対応するもので、2014年には年間20万台の販売を見込む。

 第二工場は、ジャカルタ市郊外のブカシ県に位置し、敷地面積は15万平方メートル、生産能力は年間15万台。当初は、スポーツモデル「Ninja 250SL」と「KLX 150」の2機種を生産し、今後は順次生産機種を拡大する予定という。

 KMIは、1995年からジャカルタ市内の第一工場での現地生産と完成車輸入による二輪車の販売を行っているが、今回の新工場建設で生産能力を拡大し、インドネシア市場の需要増加に対応する。

 世界第3位の二輪車市場であるインドネシアは、近年の経済発展により二輪車をレジャーとして楽しむ顧客層が増加している。

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