非オープンなファイル形式の解析や変換フレームワーク作成を目指すDocument Liberationプロジェクト
2014年4月8日 06:00
LibreOfficeを開発するThe Document Foundationが、「Document Liberation」なるプロジェクトを発足させた(プロジェクトによるアナウンス)。このプロジェクトは、「ユーザーのコンテンツをベンダーによるロックイン(制約)から自由にするために開発者が結集するプロジェクト」だという。
具体的には、非公開の文書フォーマットに対して解析を行ったり、そのようなフォーマットで作成された文書をオープンなフォーマットに変換するためのフレームワークを提供する、といった活動を行うという。
MS Office形式文書はすでにOpenOfficeやLibreOfficeで閲覧できるようになっているが、MS Office文書に留まらずより幅広いファイルフォーマットに対しサポートを広げるためのプロジェクト、という位置付けのようだ。
スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ソフトウェア | IT
関連ストーリー:
Opera、Webブラウザの機能拡張フォーマットを統一すべく「NEX形式」を発表 2013年08月02日
Adobe、Creative Suiteアプリのビューワー/エクスポーター的なものを提供するかも? 2013年05月14日
Stallman、電子書籍に吼える 2011年06月09日