Windows 8.1、今後のアップデートでスタートメニュー復活へ

2014年4月5日 11:28

開発者向けイベント「Build 2014」初日の基調講演で、MicrosoftはWindows 8.1に新たなスタートメニューを追加することを明らかにした(Day 1 Keynote※マイナビニュースの記事Engadget日本版の記事本家/.)。

Microsoftは使用頻度が低いとの理由でWindows 8からスタートメニュー機能を削除し、スタート画面に置き換えようとした。ユーザーからの不満を受けてWindows 8.1ではタスクバー上にスタートボタンが復活し、右クリックメニューからコントロールパネルやシステム管理ツールの起動、シャットダウン操作などが可能となったが、プログラムの起動にはスタート画面を使用する仕組みとなっていた。新たに搭載されるスタートメニューは階層型のプログラムメニューとシャットダウンメニュー、検索ボックスに加え、Metroスタイルのライブタイルが表示可能。表示するライブタイルはドラッグ&ドロップで追加できる。

Windows 8.1では4月8日(米国時間)に大規模アップデート「Windows 8.1 Update」の提供開始が予定されているが、この段階では新しいスタートメニューは含まれず、以降のアップデートで提供開始される予定とのことだ。

(※新しいスタートメニューが登場するのは2時間9分56秒あたり) スラッシュドットのコメントを読む | GUI | マイクロソフト | Windows

 関連ストーリー:
Microsoft、「universal Windows apps」を発表 2014年04月04日
スマートフォン/タブレット向けWindows、無償化へ 2014年04月04日
MicrosoftのUXデザイナー曰く、Metroはカジュアルユーザー向け、パワーユーザーはデスクトップ画面を使え 2014年02月22日
Windows 8と8.1のシェア、合計で10%を超える 2014年01月05日
Windows 8.1への搭載が確定した、名状しがたいスタートボタンのようなもの 2013年05月31日
MicrosoftのWindows部門トップが辞任、スタートメニュー復活なるか 2012年11月14日
Windows 8のスタートボタンが消えた原因はタスクバーの「ピン留め」 2012年06月30日
新世代GUIは本当に嫌われているのか 2011年11月13日
Windows 8からスタートメニューが消えた理由:「誰も使わなかったから」 2011年10月06日

 

関連記事

最新記事