交差点の走行支援システム、ホンダが公道での実証実験を開始

2014年4月4日 22:23

あるAnonymous Coward 曰く、 本田技研工業が、新たな運転支援システムの実証実験を公道で行うという(日本経済新聞slashdot)。

 このシステムは信号のある交差点を円滑に走行するためのシステムで、道路脇に設置された光ビーコンからの信号と車の位置および速度情報を用いて次に侵入する信号交差点への運転を支援するというもの。

 交差点を青信号を通過できるのであれば最適な走行速度をディスプレイに表示し、信号が赤に変わり通過できない場合には減速を促す表示をするという。また、赤信号で停車中には信号が変わるまでの待ち時間を表示することで青信号になったときの発進の遅れを防ぐそうだ。

 このような運転支援システムで運転効率を上げることで、燃費改善や交差点事故の未然防止が期待されるという。実証実験は宇都宮市近郊の5路線で行われ、対象となる車両はホンダ従業員の通勤車両など約100台。およそ1年かけて行われるとのことだ。

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