宇宙飛行士の心臓、球体に近く変形していたことが確認される
2014年4月2日 19:07
eggy 曰く、 宇宙空間に滞在していると筋肉量や骨密度、視力が低下することが知られているが、このたび新たな研究により、心臓の状態も変化することが発見されたとのこと(Red Orbit、slashdot)。
12人の宇宙飛行士に対し超音波装置で心臓画像を撮る訓練を行い、宇宙飛行前および宇宙飛行中、宇宙飛行後の心臓の状態に関するデータを集めたという。その結果、宇宙から帰還した宇宙飛行士の心臓は出発前と比べて9.4%も球体に近い形に変形してしまうことが分かったとのこと。
無重力空間では心臓能率が悪くなり、筋肉量が減少するためだという。心臓の変形は一時的なものであり、地球に帰還して暫く経つと平常の形に戻るとのこと。
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