三菱電機、ヤンゴン支店を設立 ミャンマー事業を拡大

2014年4月2日 17:43

 三菱電機は2日、ミャンマーのヤンゴン市に、Mitsubishi Electric Asia(三菱電機アジア、本社:シンガポール)のヤンゴン支店を設立すると発表した。ミャンマーの市場調査・情報収集のほか、社会インフラ案件に対する営業支援や現地代理店への支援を行い、事業拡大を図るという。

 同社によると、支店長は丸山浩二氏で、2014年度の計画では人員が3名。業務開始は4月25日の予定。

 三菱電機は、1960年の水力発電所向け変圧器納入を皮切りに、ミャンマーで電力分野を中心とした社会インフラ案件の受注に取り組んできた。90年代からは空調機器のほか、冷蔵庫や扇風機などの家電品、FA機器、昇降機の販売を代理店経由で展開している。

 ミャンマーは、近年の民主化と経済改革の進展にともなうインフラ整備や経済特区開発への海外からの投資が加速化しており、中長期的に消費市場としても期待されている。

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