【銘柄フラッシュ】日本通信が急伸しエスクローAJは上場2日目で初値

2014年3月31日 16:45

 31日は、1ドル103円に迫る円安を受けてソニー<6758>(東1)が4.0%高、マツダ<7261>(東1)は4.3%高。全額ドル建ての三井海洋開発<6269>(東1)は7.9%高。年度末最終日のドレッシング(お化粧高)期待もあり、保険株が業種別指数の値上がりトップとなり、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が2.5%高となるなど大手銀行株が高く、あかつきフィナンシャルグループ<8737>(東2)の7.7%高なども高い。また、国家戦略特区での容積率緩和期待などから、サンフロンティア不動産<8934>(東1)が7.0%高など不動産株が軒並み高。

 上場2日目のエスクロー・エージェント・ジャパン(エスクローAJ)<6093>(JQS)は本日初値をつけ、9時56分に公開価格2700円の2.9倍の8090円で売買が成立。その後は6660円を下値に高値は9590円、終値も9590円。

 上場4日目のキャラクター事業ディー・エル・イー(DLE)<3686>(東マ・売買単位100株)は20.6%ストップ高。

 イオン<8267>(東1)が格安の通話料金でスマートフォン販売に参入すると伝えられ、1.5%高程度だが戻り高値。関連サービスを行なうとされた日本通信<9424>(JQS)は33.6%ストップ高。日本テレホン<9425>(JQS)も思惑先行で17.7%ストップ高。一方、ヤフー<4689>(東1)はイー・アクセス買収に期待あるものの軟調で、イー・アクセスを手離す形のソフトバンク<9984>(東1)は1.4%高で売買代金トップ。

 東証1部の値上がり率1位はレシップホールディングス<7213>(東1)の21.0%ストップ高となり逆日歩状態の中で本日売買分から信用取引規制が掛かったため買い戻し増加の期待高揚、2位はブレインパッド<3655>(東1)の10.8%高となり消費者行動分析などが消費税の引き上げ後に増加する期待がいわれ出直り拡大、3位は帝国繊維<3302>(東1)の9.4%高となり仕手株のイメージあり防災関連需要などに期待とされ9.4%高の高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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