【銘柄フラッシュ】アスカネットが急伸し新規上場2銘柄の中でサイバーダインはストップ高

2014年3月26日 16:38

 26日は、3月期末の配当や優待、分割権利取り期日のため買い優勢の中、マーベラスAQL<7844>(東1)がスマートフォン向けゲームのダウンロード数増加発表を好感して15.0%高。世紀東急工業<1898>(東1)は優先株の消却発表を好感し出直り急。レシップホールディングス<7213>(東1)は3月末を基準日とする株式分割の権利取りとされて高値更新。トラスト・テック<2154>(東1)は製造業向けの人材派遣が好調との見方で6.3%高となり戻り高値。

 本日は2銘柄が新規上場。ディー・エル・イー<3686>(東マ・売買単位100株)は自社制作のキャラクター関連事業を展開し、13時16分に公開価格1200円の2.01倍の2412円で売買が成立し初値を形成。高値は2462円、終値は本日の安値の1912円。

 「ロボットスーツ」のCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ・売買単位100株)は14時10分を過ぎて公開価格3700円の2.3倍の8510円で売買が成立し初値を形成。その後一時本日のストップ高に当たる1万10円(公開価格3700円の2.7倍)まで上昇。終値は9600円。

 TBグループ<6775>(東2)は14.7%高となり、消費税の引き上げにより電子看板や電子レジスターに需要との見方。アスカネット<2438>(東マ)は21.1%高となり、立体映像装置が昨年ドバイのモーターショーで注目されたとして動意づいたことがあり25日開幕のバンコクモーターショーに期待とかで思惑先行高。日本通信<9424>(JQS)は13.5%高となり、一昨日発表した業績予想の増額を好感し急伸。

 東証1部の値上がり率1位は前出・マーベラスAQL<7844>(東1)の15.0%高、2位はサンケン電気<6707>(東1)の9.5%高となりCCFL(冷陰極蛍光放電管)事業韓撤退との発表を好感し出直り急、3位はアークランドサカモト<9842>(東1)の8.3%高となり昨日発表の2月決算を材料に急伸した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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