(中国)社債デフォルト:当局がリスク判別で部署設置へ、ある程度「容認」の構え
2014年3月26日 14:36
*14:36JST (中国)社債デフォルト:当局がリスク判別で部署設置へ、ある程度「容認」の構え
中国証券監督管理委員会(証監会)は今月中にも、社債の監督を専門とする部署を新設するもようだ。外電報道が消息筋情報として伝えたもので、デフォルトリスクの判別が設立の目的という。また、証監会は今後、デフォルトをある程度容認する構えといい、これにより、企業による計画性のない資金調達を抑制する狙いとされている。
中国では今月初め、太陽電池メーカー、上海超日太陽能科技(002506/CH)が社債の利払い不履行を表明。国内債券市場で初のデフォルト案件となった。地元メディアのまとめによれば、この後20日間で30社余りが社債発行計画の延期または中止を発表している。《NT》