米企業が堂々と発売する「スパイウェア入りスマートフォン」

2014年3月24日 17:12

 米国の「mSpy」という企業が、スパイウェア入りのスマートフォンを販売しているそうだ。ただし、この企業は顧客に無断でスパイウェアをスマートフォンにインストールさせているわけではなく、あくまで顧客の同意のうえでスパイウェア入りのスマートフォンを販売しているという(日経ITpro)。

 mSpyは、購入したユーザーがこのスマートフォンを他人にプレゼントしてその利用履歴などを盗み見る、といった用途を想定している模様。スマートフォンにインストールされるスパイウェアは、通話内容の録音や発着信履歴およびメール、SMSなどの盗み見、GPSによる位置の追跡といった機能を備えるそうだ。

 日本でもかつて「こっそりインストールして位置情報を追跡」というAndroidアプリ「カレログ」が話題になったが、このような発想は米国でもあるようだ。

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