日本気象協会、PM2.5の予測情報を提供開始

2014年3月24日 17:16

 日本気象協会は24日、微小粒子状物質(PM2.5)の予測情報を提供開始すると発表した。専用のWebサイトから地方別のPM2.5予測分布図や都道府県毎の予測が閲覧できる。

 同協会が提供する今回の「PM2.5予測情報」は、日本を含む東アジアが対象で、3時間毎3日先までのPM2.5濃度予測を地図上に表示する。分布予測図では、オレンジ色になるほどPM2.5が多く(濃度が高い)、白色はPM2.5が少ない(濃度が低い)傾向を表す。無料で利用できる。

 PM2.5は大気中に浮遊している非常に小さな粒子で、呼吸により気道の深部まで到達しやすいため、健康への影響が懸念されている。PM2.5の濃度は季節による変動があり、例年3月から5月にかけての春に濃度の上昇傾向がみられるといわれている。

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