【銘柄フラッシュ】佐藤渡辺やカイオム・バイオが急伸し任天堂も高い

2014年3月24日 16:31

 24日は、ロシア関連の旭硝子<5201>(東1)が朝方に7%近く上げ、日経平均の先物にも大口買いが言われるなど、クリミア情勢を巡る不透明感が後退する様子のため、主力株にも買い安心感が拡大。パナソニック<6752>(東1)は後場一段上値を試して6.0%高、ファナック<6954>(東1)は3.2%高、任天堂<7974>(東1)は5.2%高。

 材料株物色も活発で、森下仁丹<4524>(東2)は神戸大との経口ワクチン研究などを材料に急動意の8.3%高、パシフィックネット<3021>(東マ)はパソコン買い替え需要などが言われて急反発の16.2%ストップ高、カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は「完全ヒトADLibシステム」や3月末の株式分割を材料に連日ストップ高の20.3%高。佐藤渡辺<1807>(JQS)は昼12時に業績予想の増額を発表し急動意の30.8ストップ高。

 アイスタイル<3660>(東1)は化粧品の評判サイトなどを運営し、明日、結婚式場に関する情報やクチコミのサイトを運営するみんなのウェディング<3685>(東マ・売買単位100株)が上場するため前人気との見方。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1・売買単位100株)なども高い。

 東証1部の値上がり率トップはハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)の12.3%高となりゲームソフトの不具合検査などを行なう子会社デジタルハーツなどに期待とされて急反発、2位はJCRファーマ<4552>(東1)の10.9%高となり前出・カイオム・バイオのヒト何とかシステムから連想とされて10.9%高、3位はパイロットコーポレーション<7846>(東1)の10.9%高となりパラジウム高騰などが言われて高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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