【銘柄フラッシュ】エルナーが急伸し新規上場のジャパンディスプレイは大商い

2014年3月19日 16:28

 19日は、三菱地所<8802>(東1)が大引けも値を保ち1.5%高と不動産株の中でも堅調。公示地価や3大都市圏のマンンション市場動向を好感。資生堂<4911>(東1)は銀座の地価回復が思惑材料とされて朝方に高値を更新し2.8%高。

 日産自動車<7201>(東1)はロシアに生産拠点を持つため不安視されたが前後場ともほぼ堅調で0.4%高。ソニー<6758>(東1)はソニーピクチャーズが近々大規模な構造改革を発表とされて乱高下しながらも0.6%高。ビットアイル<3811>(東1)は自社株買いを好感して急伸7.6%高。エルナー<6972>(東2)は画期的なコイン型大容量セル開発と伝えられ32.6%ストップ高。

 モルフォ<3653>(東マ)は動画の手ぶれ補正技術などが中国のスマートフォン会社に採用とされて20.6%ストップ高。ウィル<3241>(JQS)は公示地価を受けて芦屋や宝塚の地価回復を思惑に39.0%ストップ高。JCRファーマ<4552>(東1)は4.7%高となり日本初の細胞医薬品の開発に期待と急伸。

 本日、東証1部に直接上場となったジャパンディスプレイ<6740>(東1・売買単位100株)は東証1部の出来高2位、売買代金3位の大活況。9時27分に公開価格900円を14.6%下回る769円で売買が成立し初値を形成。その後は高値780円、安値706円(ともに前場)の間で推移し、終値は763円。

 東証1部の値上がり率1位はCFSコーポレーション<8229>(東1)の8.5%高となり昨日発表した業績予想の増額修正を好感、2位は前出・ ビットアイル<3811>(東1)の7.6%高、3位はツガミ<6101>(東1)の7.5%高となり今季好業績と今朝の日本経済新聞で伝えられ出直り急、4位はリンクアンドモチベーション<2170>(東1)の7.4%高となり3月末を基準日として1株を100株に分割することを材料に出直り拡大となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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