ソニー、ハイレゾ音源対応オーディオプレーヤー「MAP-S1」 CDやMP3のアップスケールにも対応
2014年3月19日 15:53
ソニーは19日、ハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ音源)の再生に対応したマルチオーディオプレーヤーシステム「MAP-S1」を4月19日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場推定価格は6万5,000円前後。
同製品は、DSD音源(2.8MHz)を含むハイレゾ音源の再生に対応したプレーヤー。CDを上回る豊富な情報量の音源を再生して、スタジオやコンサートでの息づかい・空気感などをよりリアルに体感できるという。
また、CDや圧縮音源を最大192kHz/24bitまでアップスケールする独自技術DSEE HXを搭載する。音の波形を独自の分析技術で解析し、サンプリング周波数やビット数を拡張することで、再生可能な高域の幅を広げ、微細な音をより表現力豊かに再現できるという。
PCやUSBメモリーに保存した圧縮音源、ラジオ、Bluetooth接続したモバイル端末の音源やストリーミングサービスの音源も、同様にアップスケーリングして再生できる。
USB-DAC機能を搭載しており、本体とケーブル接続して、PCに保存されたハイレゾ音源も手軽に再生できる。また、ハイレゾ対応ウォークマンとUSBケーブルで直接接続したり、対応するUSBメモリーを差し込んで再生することもできる。また、CDやFM/AMラジオを対応ウォークマンやUSBメモリーに録音することもできる。
通信機能として、Wi-Fiを搭載しており、ソニーのクラウドベースの定額制音楽配信サービスMusic Unlimitedやインターネットラのストリーミング再生も利用できる。NFCも搭載しており、対応スマートフォンなどを本機にかざしてペアリングや音楽再生を行う、ワンタッチリスニングも楽しめる。
本体カラーは、シルバー、ブラックの2色。
ピアノ塗装で仕上げたスピーカーシステム「SS-HW1」も合わせて発売する。価格はオープンで、市場推定価格は5万6,000円前後。