JR東日本:「Suica ポイントクラブ」への大量アクセスが発生、一部サービスを停止

2014年3月18日 19:01

【3月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】JR東日本(東・名:9020)は18日、交通系ICカード「Suica」のポイントサービス「Suica ポイントクラブ」において、通常にはない大量のアクセスが発生し、一部のサービスの提供を停止していることを発表した。

 同社では、3月17日9時30分に「Suica ポイントクラブ」のホームページに対して大量のアクセスがあったことを確認。そのため、同日10時24分にSuica ポイントクラブのホームページへのログインを一旦停止し、調査を実施したところ、3月16日17時7分以降、通常にはない約92万件のログインの失敗があったことを確認したという。

 現時点では、これらのアクセスによるユーザー自身の操作によらない取引は確認されていないが、3月18日17時現在も、「Suica ポイントクラブ」ではSuicaポイントから提携ポイントへの交換や、Suicaポイントクラブ会員情報の閲覧および諸変更登録を停止している。

 今後、JR東日本は、ユーザーが安心してサービスを利用できるようシステム側の監視を強化する。また、当該時間帯に利用したユーザーについては、個別に連絡をし、パスワード変更の案内をする予定。【了】

関連記事

最新記事