映画業界でもフィルム離れ、フィルム現像所DeLuxeがハリウッドの現像所閉鎖を発表

2014年3月18日 13:33

 かつては映画はフィルムを使った撮影機で撮られるのが普通だったが、近年ではデジタルビデオカメラを使った撮影が普及しており、また映画館での映写についても、フィルムでは無くデジタルデータからの投影を行うことが普及している。そのような背景から、フィルム現像を手がけるDeluxe社がハリウッドにある現像所を閉鎖することを決めたという(映画.comHollywood ReporterfxguideVariety)。

 米国では95%の映画館がデジタル化されており、フィルムの形でのリリースを廃止する意向を示している映画会社もあるそうだ。とはいえ、撮影されたフィルムは100年以上経っても比較的容易に再生できることから、記録用途としてのフィルムの需要は無くならないとの声もあるようだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | 映画 | メディア | ビジネス | ストレージ

 関連ストーリー:
もうすぐ記憶から消えてしまうであろうテクノロジー音 2013年11月11日
ウルトラマンのNG映像が大量に見つかる 2013年10月25日
デジタル映写のトラブル、昨年一年で少なくとも 50 件 2013年05月13日
富士フイルム、映画用フィルムの生産を終了 2012年09月18日

 

関連記事

最新記事