宗教を信仰すると、脳皮質が厚くなる

2014年3月17日 19:01

danceman 曰く、 デューク大学のHarod G. Koenig教授の研究によると、脳MRIによる調査の結果、宗教を信仰している人の脳はそうでない人に比べて脳皮質が厚いことが分かったとのこと。これにより、鬱病になるリスクが低くなるという(Discoveryslashdot)。

 脳細胞を殺す最大の原因であるストレスは、高レベルのコルチゾールを分泌して海馬の萎縮を引き起こす。祈りや瞑想は落ち着きを取り戻し安定した精神に導くため、脳にダメージを与えるストレスの軽減に効果的なのだという。家系的に鬱病になるリスクの高い人は、信仰心により脳皮質を厚くすることで、鬱病リスクに反発することができるだろうとしている。

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