ソフトバンク、限られたリソースで多くのトラフィックをさばくための技術を開発中
2014年3月17日 13:44
あるAnonymous Coward 曰く、 ソフトバンクモバイルが、LTE-Adcanced向けの技術「ネットワーク連携三次元空間セル構成技術」なるものを開発しているという。これは、干渉を抑えることで利用できる通信量を増やすというものだそうだ(ケータイWatch)。
公開されたデモでは、この技術を利用することで屋内・屋外ともに効果があることが示されたという。「つながらない」エリアを減らしたり、より多くのトラフィックを裁けるようにする手段として基地局を増やすことがあるが、基地局を増やすと電波の干渉が増え、状況によっては通信品質の悪化を招いてしまう。「ネットワーク連携三次元空間セル構成技術」は、基地局同士がネットワークを通じて通信することで干渉を抑えるよう電波の送出タイミングや送出方法などを制御する仕組みだそうだ。
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