ヤマハ、ネットワークAVレシーバー2モデルを発表 業界初のWi-Fi搭載モデルも
2014年3月14日 16:56
ヤマハは13日、業界初のWi-Fiを内蔵したネットワークAVレシーバー「RX-V577」と有線LAN接続のネットワークAVレシーバー「RX-V477」を4月上旬に発売すると発表した。価格は「RX-V577」が6万6000円、「RX-V477」が5万5000円(いずれも税抜き)。
「RX-V577」は、Wi-Fiを内蔵しており、家庭内のネットワーク上のパソコンやスマートフォン、タブレットからの音をワイヤレスで受信することができる。また、「Wireless Direct」機能により、ルーターなしでスマートフォンやタブレットなどと接続することもできる。
また2モデルとも、96kHz/24bitのApple Losslessの再生など、ハイレゾ音源の再生も可能。また、曲間の無音部分をなくすギャップレス再生にも対応する。端子部には、4K Ultra HDや3D映像の転送や、主要家電メーカーのテレビ・レコーダーリンク機能にも対応したHDMI端子(入力×6、出力×1)を装備した。
アンプ部は、定格出力115W×7ch(「RX-V477」は5ch)の構成となっている。バーブラウン製の192kHz/24bit D/Aコンバーターを搭載するなどして、音質を追求したという。また、リア用のサラウンドスピーカーをメインスピーカーと並べて前に設置した状態でも5.1chサラウンド再生が楽しめるバーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」を採用し、省スペースでサラウンド効果を実現する。このほかAM/FMチューナーを内蔵している。
サイズは、幅435mm×奥行315 mm×高さ161mm(「RX-V577」のWi-Fiアンテナ装着時:幅435mm×奥行327mm×高さ221 mm)で、質量は「RX-V577」が8.1kg、「RX-V477」が8.0kg。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)