幸せなプログラマは問題解決能力が向上する

2014年3月14日 12:59

eggy 曰く、 GoogleやFacebookなどのIT企業では、従業員が楽しく快適に過ごせる職場環境作りが行われており、従業員が喜んで出勤したくなるよう気持ちを盛り上げている。だが果たして、「幸せ」であることは、プログラマーの仕事のパフォーマンスも上げることになるのだろうか。伊ボルツァーノ自由大学の研究チームが、プログラマーに必要とされるクリエイティビティおよび問題解決能力がそのときの気分に影響されるのかどうか実験したそうだ(IT Worldslashdot)。

 実験では、42人の被験者に2種類のテストを行った。まず、被験者に写真にキャプションをつけさせることでクリエイティビティを査定した。次にTower of Londonというゲームでプレイさせ、ゲームをクリアするまでの時間とゲームの結果をスコアにして問題解決能力を査定した。

 その結果、クリエイティビティはその時の気分やムードにほとんど影響されないものの、機嫌の良かった人はゲームのスコアが高かったという。つまり、幸せなプログラマーはより問題解決能力が高いということが科学的に証明されたという。

 以前には機嫌が悪いときほど人はクリエイティブになるという話もあったのですが、どちらが正しいのでしょうね……。

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