【銘柄フラッシュ】日本鋳造が急伸し新規上場のエンバイオHDは終日買い気配
2014年3月12日 16:32
12日は、シカゴ市場で取引される日経平均先物が250円近く下げたことや、日銀の金融経済月報で輸出動向が横ばい圏内と伝えられたことなどが手控えムードを強め、東証1部の出来高上位30銘柄で高い銘柄は古河電気工業 <5801> の0.4%高のみ。
短期の値幅狙いが強まり、材料株の個別物色が活発化。日本鋳造 <5609> (東2)は熱膨張ゼロの新合金を材料に3日連続ストップ高の37.6%高、アルメディオ <7859> (東2)は超小型軽量株とされて25.7%高。イー・キャッシュ <3840> (東マ)は21.9%ストップ高となり消費税によってICタグの需要に期待とされて急伸。モルフォ <3653> (東マ)も超小型軽量株とされて21.7%ストップ高。業績予想を増額したFJネクスト <8935> は5.2%高、株主優待を発表したアビスト <6087> (JQS)は12.4%高。
本日新規上場となった日本BS放送 <9414> (東2)は9時15分に1940円で売買が成立し、公開価格1820円を6%上回る値段で初値を形成。高値は1950円、安値は1820円、終値は1930円。
もう1社、汚染土壌の調査や浄化を行なうエンバイオ・ホールディングス <6092> (東マ)は後場も買い気配のまま売買が成立せず、大引けは本日の気配値の上限の1334円。公開価格580円に対し2.3倍。
東証1部の値上がり率1位は日本電子材料 <6855> の90.%高となり1月に2倍高の実績ありと短期値幅狙いの動き強まり出直り急、2位はJCU <4975> の5.6%高となり旧社名が荏原ユージライトで配当増額の期待などがいわれて出直り拡大。3位は前出・FJネクスト <8935> の5.2%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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