有料アプリのダウンロード経験、iPhone利用者は47%android利用者は30%で1.6倍の開き
2014年3月11日 13:25
スマートフォンのアプリ利用者のうち「無料」アプリの利用者にはOS別で差は見られなかったものの、「有料」アプリのダウンロード経験ではandroid利用者の30.3%に対し、iPhone利用者は47.6%と1.6倍ほど差があり、OSにより傾向が異なることがわかった。ミクシィ・リサーチが実施した、スマートフォンアプリのダウンロードに関する実態把握調査で明らかになった。
調査は全国の男女を対象にインターネットで行い、1495の回答数を得た。
利用している携帯電話を尋ねたところ、スマートフォン(iPhone+android+それ以外)が80.4%と最も多く、 なかでも、iPhone利用者は45.2%と全体の半数近くを占めていた。
スマートフォン利用者にアプリのダウンロード経験について尋ねたところ、ほとんどが経験ありと回答していた。また、ダウンロード経験者のうち、「有料」アプリをダウンロードしたことがあるのは40.3%だった。OS別では、「無料」アプリはあまり差が見られないものの、「有料」アプリはandroid利用者の30.3%に対し、iPhone利用者は47.6%と1.6倍ほど差があり、OSにより傾向が異なることがわかった。
ダウンロード経験者に興味・関心のあるアプリ、日頃使用しているアプリのジャンルについて尋ねたところ、ともに「ゲーム」(興味・関心:74.3%、日頃使用:67.1%)が最も多く、次いで、「SNS」「写真/ビデオ」の順となっていた。ただ、「写真/ビデオ」は興味・関心はあるものの、日常的な使用までは至っていない人も多いようだった。
ダウンロード経験者にアプリを知るきっかけを尋ねたところ、「なんとなくストアを眺めていて」が66.6%で最も多く、「友人・知人からの紹介」は34.2%。 一方、アプリ利用者の53.5%は、利用中のアプリを友人や家族に勧めたことがあることもわかった。
ダウンロード経験者にダウンロード時にアプリのスクリーンショット(見本)を読むか尋ねたところ、65.5%が読んでいた。また、アプリのレビュー数を気にする人は76.1%で、アプリの情報を得てからダウンロードしている人が多い傾向にあった。(編集担当:横井楓)