ビットコイン考案者の「ナカモト氏」が特定された?
2014年3月10日 14:39
あるAnonymous Coward 曰く、 謎の日本人「中本哲史」とされてきたビットコイン考案者の正体が特定されたという。米誌ニューズウィークによると、リー・マクグラスグッドマン記者が、限られた情報を継ぎ合わせて調査した結果、中本哲史の招待はドリアン・S・ナカモト(Dorian S. Nakamoto)」という名の64歳の日系米国人物理学者だったことが判明したそうだ(ITmedia、WSJ、CNN、AFPBBNews)。
ニューズウィークの記事によれば、同氏はビットコインの考案者であることは直には認めていないが、「もうそれには関与していない。話すことはできない」「すでにほかの人々の手に渡っている」と述べていたという。
ニューズウィーク記事の発表後、多数の報道陣がナカモト氏の自宅を取り囲んだ。この報道陣に対して、ナカモト氏は「自分はビットコインとは何の関係もない」と主張している。このあと報道陣がナカモト氏の車を追いかけてロサンゼルス中を走り回るカーチェイスを展開する事態になっている。カーチェイスのあとに行われたAP通信との取材では、自分はビットコインの創始者ではないと語り、3週間前にマスコミの取材を受けるまで、ビットコインのことは聞いたこともなかったと答えているという。
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