全国主要都市のLTE最速はソフトバンク=MMD研究所 iPhone・Androidとも首位

2014年3月7日 18:35

 MMD研究所が6日発表した携帯3キャリアの通信速度調査によると、47都道府県主要都市のダウンロード平均スピードが最も速いのはソフトバンクモバイルだった。

 同社によると、全都道府県での平均速度は、iPhone 5sの場合、下りはソフトバンクの27.59Mbps、NTTドコモの23.55Mbps、auの20.79Mbpsの順となった。上りはソフトバンクの13.96Mbps、auの9.04Mbps、ドコモの6.98Mbpsの順となった。

 Androidの場合、下りはソフトバンクの27.80Mbps、ドコモの27.55Mbps、auの22.67Mbpsの順となった。上りはソフトバンクの13.14Mbps、auの9.04Mbps、ドコモの8.38Mbpsの順となった。

 次に、全都道府県での下り平均速度を10Mbpsごとに6段階に分けて調べた。iPhone 5sの場合、最も多くを占めたのは、ソフトバンクが20~30Mbpsで33.8%、ドコモとauは10~20Mbpsでどちらも40.6%だった。

 Androidの場合、ソフトバンクが20~30Mbpsで31.8%、ドコモが10~20Mbpsで27.4%、auが10~20Mbpsで42.6%だった。ドコモは20Mbps以上の割合が、iPhone 5sの場合よりも10%以上増えたという。

 同社によると、今回の調査は、昨年12月に札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7都市の140箇所で行い、さらに、今年2月18日から3月1日に北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡を除く全国40府県の主要都市のランドマーク200箇所で行った。

 使用機種は、各キャリアのiPhone 5sと各キャリアのAndroidスマートフォンで、ドコモがXperia Z1 f SO-02F、auがisai LGL22、ソフトバンクがAQUOS PHONE Xx 302SH。測定に使用されたアプリは「RBB TODAY SPEED TEST」で、10時から19時までの間に3回(下り・上り両方向)測定し、平均値を記録した。調査は主要都市の中心部を調査したため、調査スポットのLTE化率は100%だった。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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