パナソニック、2015年度中に蛍光灯器具の生産を終了
2014年3月6日 08:00
あるAnonymous Coward 曰く、 照明器具シェアで国内首位のパナソニックが、2015年度中に住宅向け蛍光灯器具の生産を終えるそうだ(朝日新聞)。蛍光灯自体の生産はしばらく続けるとのこと。
すでに照明器具メーカー各社はLED照明に軸足を移しており、パナソニックでは国内住宅向け照明器具の出荷数のうち8割がLED照明だそうだ。開発においても同じで、パナソニックは2013年秋以降、東芝ライテックや日立アプライアンスは2012年度から蛍光灯器具の新製品を開発していない。
また、オーデリックやコイズミ照明等の照明器具専業各社は、大手家電各社より早く蛍光灯器具を終了させるようだ。政府は、2020年までに全ての照明をLED製にすることを目指している。
白熱電球に続き、蛍光灯も使用終了に向けて大きく踏みだそうとしている。すでに2、3年前から家電量販店の店頭で蛍光灯器具を見たり、購入することは困難になっているようだ。一方、高齢者や電気製品に詳しくない消費者の間では、慣れ親しんだ蛍光灯器具を望む場合があるのも事実だろう。賃貸物件の場合、既存の器具を使わなければならない場合もある。また、今ある器具が壊れるまで使う、という考え方にも一理ある。
皆さんの家庭や実家では、どのようにしているだろうか。あえて蛍光灯器具を維持する選択をした人もいるのではないだろうか。積極的にLED化した際、困難や障害に直面した方はどのように解決されただろうか。
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