富士重工、「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」をジュネーブショーで初公開

2014年3月5日 18:11

 富士重工業は4日、同日スイスで開幕した2014年ジュネーブ国際モーターショーで、「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT(スバル ヴィジヴ 2 コンセプト)」を世界初公開した。

 「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」は、昨年のジュネーブ国際モーターショーで発表した「SUBARU VIZIV CONCEPT」と東京モーターショーで発表した「SUBARU VIZIV EVOLUTION CONCEPT」に続く、スバルブランドの提供する価値である「安心と愉しさ」の一つの方向性を示した次世代クロスオーバーのコンセプトカー。

 モデル名に「VIZIV」を継続して採用することで、スバルが今後も一貫して「安心と愉しさ」を大切な価値として追求する姿勢を表現しているという。

 「VIZIV」の2ドアに対し、「VIZIV2」はよりユーティリティの高い4ドアとしながら、スポーティなキャビンは継承した。デザインに関しても、デザインテーマである「躍動感:Dynamic」「塊感:Solidity」をより強く表現しつつ、スバル車に共通するモチーフを継承している。

 技術的には「VIZIV」のディーゼルハイブリッドに対し、「VIZIV2」は欧州だけではなく日本など多くの市場でもニーズのある小排気量ターボエンジンをベースとしたハイブリッドシステムとした。オートパイロットシステムも、安心と愉しさのための重要な技術の一つと位置づけ、織り込んでいるという。

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