ホンダ、ジュネーブショーで欧州向け「シビック TYPE Rコンセプト」を発表
2014年3月4日 18:23
ホンダの英国法人ホンダモーターヨーロッパは4日、同日開幕したジュネーブモーターショーで、次期欧州向け「シビック TYPE R」のデザインの方向性を示すコンセプトモデル「シビック TYPE Rコンセプト」を発表した。2015年に欧州で発売する予定という。
同社によると、「シビック TYPE Rコンセプト」は、「歴代最高のシビック TYPE R」を目指した。レーシングカーのような高い走行性能を発揮するための機能を、エクステリアデザインの各所で表現し、ダウンフォースを高めてドラッグ(空気抵抗)を減らすフロントバンパーやLEDコンビネーションランプ内蔵のリアスポイラーなどを採用した。
デザインにはドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにおける開発テストの結果を反映したという。
また、赤い縁取りが施された20インチホイールやフロントスポイラー、赤く塗られた大径ブレーキキャリパーなど、操る喜びを想起させるようなデザインを随所に採用している。
エンジンは、280馬力以上の最高出力を目指して開発中の「2.0L直噴ガソリンターボエンジン」を搭載し、加速性能、ハンドリング、燃費性能を高次元で両立したモデルになるという。