アップル、車とiPhoneを連携させ画面を見ずに操作できる「CarPlay」を発表
2014年3月4日 17:55
アップルは3日、自動車をiPhoneと連携させ、安全、快適に使うためのシステム「CarPlay」を発表した。今後、世界各国の自動車メーカーが対応車種を発表する予定という。
「CarPlay」は、iPhoneを、Lightningコネクタを介して対応車種に接続することで使うことができる。ドライバーが車のハンドルのボイスコントロールボタンを押して、話しかけると、音声認識システムの「Siri」が起動させることが可能。
そこからiPhoneの画面を見ずに、「電話をかける」、「ボイスメールを聴く」、「話しかけた言葉からメールを作成し返信する」などの操作ができるという。
また、iPhone内の音楽、ポッドキャスト、オーディオブックなどにアクセスすることもできる。さらに、連絡先やメールなどから推測した最近の立ち寄り先をもとに行き先を予測し、ルート、道路状況、到着予定時刻を知らせることも可能だという。
対応製品は、アップデート済みのiPhone 5s / 5c / 5。対応車種は、メルセデス・ベンツ、ボルボ、フェラーリを皮切りに、トヨタ、日産、ホンダ、三菱、スバル、スズキ、BMW、ジャガー・ランドローバー、PSA・プジョーシトロエン、フォード、ゼネラルモーターズなどから発売される予定。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)