【銘柄フラッシュ】アクロディアやザインエレクトロが急伸し東芝などは堅調転換

2014年3月3日 16:29

 3日は、ウクライナ情勢で米・ロが対立と伝えられた上、早朝に北鮮が再びミサイル発射とのニュースが入り、日経平均の先物主導で主力株から全面安。日経平均は10時前に397円97銭安の1万4443円10銭まで急落。防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)や日本アビオニクス<6946>(東2)が逆行高となり、ナノ技術素材を材料に需給相場に発展とされる星光PMC<4963>(東1)は前引けにかけてストップ高。後場は円高基調の鈍化などを受けてホンダ<7267>(東1)が13時頃から前日比プラス圏に顔を出し大引けは1.7%高、東芝<6502>(東1)は14時頃からプラス圏に浮上し0.9%高、パナソニック<6752>(東1)は14時40分頃から浮上し0.3%高など、朝方に下げた主力株の値戻しが活発。不動産株では東京建物<8804>(東1)が大引け間際に0.2%高、メガバンクでは三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が大引け間際に0.2%高。

 アクロディア<3823>(東マ)はいわゆる継続前提の注記解消の可能性がいわれて25.9%高。ザインエレクトロニクス<6769>(JQS)は米クアルコムグループ企業への技術供与を材料に22.7%ストップ高。ワッツ<2735>(東2)は東証1部昇格を材料に16.2%高。菊池製作所<3444>(JQS)は空気圧で身体の動きを補助するマッスルスーツを材料に朝方から16.1%ストップ高を継続。

 東証1部の値上がり率1位は前出・星光PMC<4963>(東1)の23.1%ストップ高、2位は大和小田急建設<1834>(東1)の8.9%高となり業績予想の増額を好感し急伸、3位はNTT都市開発<8933>(東1)の6.6%高となり第3四半期までの純利益が通期予想を上回っていることなどが言われて不動産株の大半が安い中で急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題】日経平均が後場に急落(2013/02/24)
中西製作所は最高純益を伸ばす業績上ぶれ観測を受けて続伸(2013/02/24)
【今日の言葉】ソチの成功に思う(2013/02/24)
三東工業社は反落も2Q業績上ぶれ着地で値ごろ割安株買いが再燃余地(2013/02/24)

関連記事

最新記事