カナダ・ケベック州、ソーシャルメディアへの投稿もフランス語を義務付けか
2014年3月1日 16:23
カナダのケベック州はフランス語が唯一の公用語であり、企業の看板や広告などについてフランス語での表記を義務付けているが、企業によるソーシャルメディアへの投稿にもフランス語を義務付ける動きがあるようだ(CTV Montreal Newsの記事、本家/.)。
ケベック州チェルシーの婦人服店オーナーは、「言語警察」とも呼ばれる州政府機関のOffice québécois de la langue française(OQLF)から、店のFacebookページに英語だけで投稿することは認められないとの通知を受け取ったという。OQLFではFacebookページも企業の宣伝活動とみなし、フランス語での記述を必須と考えているようだ。このオーナーはFacebookへの投稿をグレーゾーンと考えてOQLFに反論することも考えているが、認められなければ5千ドル~2万ドルの罰金を支払う必要があるという。一方、この件が話題となって店のFacebookページには2日間で2千件の「いいね!」が付けられたとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | カナダ | YRO | Facebook | IT
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