富士通、ヤマトホールディングスのグローバル会計システムを刷新
2014年2月26日 19:33
富士通は26日、ヤマトホールディングスのグローバル会計システムを刷新し、ヤマトHDが国内グループ31社、海外グループ5地域10社のグループ統一会計システムを本稼働させたと発表した。
ヤマトHDは、アジア向け宅配の強化や大型物流拠点の新設など、継続した事業の拡大、海外への積極展開を行っているが、さらなる成長戦略として長期経営計画「DAN-TOTSU 経営計画2019」では、事業成長に直結する財務、ICT、人事、CSRそれぞれの機能強化を推進し、グループガバナンスの強化を掲げている。
今回は、拡大するグループ各社でこれまで個々に構築・運用されていた会計を中心とした基幹システムをグローバル共通のグループ統一会計システムに刷新した。会計システムにはSAPの会計パッケージ「SAP ERP 6.0」を導入した。
今後、ヤマトHDでは、グループの会計業務の標準化、効率化を図り適正な運用コストを実現する一方、グループ事業戦略の可視化とびスピード向上を図っていくという。