【銘柄フラッシュ】クルーズやネオスが急伸し一時軟化したソニーなど堅調転換

2014年2月24日 16:44

  24日は、後場ファーストリテイリング<9983>(東1)が一時1.5%安まで下げ、大引けは0.7%高となるなど、日経平均採用銘柄を中心に一時波乱模様。円安基調の鈍化や中国株安などを波乱要因に日経平均の先物がVの字型の急変相場。大引けはソニー<6758>(東1)の0.5%高、資生堂<4911>(東1)の1.7%高などと回復する銘柄が増えたものの、三井不動産<8801>(東1)は1.2%安、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は1.3%安などと戻しきれず。一方、関西電力<9503>(東1)は1.3%高など、電力株は週央に開催予定の原子力発電所の審査会合に期待があり堅調。NEC<6701>(東1)は東京駅の構内情報を一元管理するシステムなどが言われて3.3%高。

  自動車の鋼板軽量化などに期待されるセルロースナノファイバーに関する銘柄が動意再燃となり、星光PMC<4963>(東1)は17.2%ストップ高、第一工業製薬<4461>(東1)は8.0%高。また、携帯コンテンツなどのネオス<3627>(東1)は次世代のWebベースのオープンプラットフォームを材料に後場急伸し17.7%高。婚活サイトなどのIBJ<6071>(JQS)は14日の株式分割発表などを材料に連日上値を追い16.1%ストップ高。クルーズ<2138>(JQS)はスマホやタブレット向けゲームの配信拡大などがいわれて3日連日ストップ高の18.2%高。

  東証1部の値上がり率1位は前出・ネオス<3627>(東1)の17.7%高、2位も前出・星光PMC<4963>(東1)の17.2%ストップ高、3位はブレインパッド<3655>(東1)の10.6%高となりスマホなどでの家計簿サービスなどが言われて戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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