JEITAがノートPCのバッテリ動作時間測定法を改訂、13年ぶり

2014年2月21日 19:19

 電子情報技術産業協会(JEITA)が定めている、ノートPCのバッテリ動作時間測定法「JEITAバッテリ動作時間測定法」が改定される模様(PC Watch)。

 いままでの測定法では、MPEG-1(320×240ドット)の動画をHDDから読み出して20cd/平方m以上の画面輝度で再生し続けた場合の駆動時間と、画面輝度最低でデスクトップ画面を表示し続けた場合の駆動時間の平均が「バッテリ駆動時間」とされていたが、これは2001年に公開されたもので、最近のPCの利用ケースには合わないものとなっていた。

 改訂後の測定方法では、無線LANを有効(アクセスポイントに接続)にした状態で、H.264/AVC(1920×1080ドット)の動画をHDDから読み出して150cd/平方m以上の画面輝度でフルスクリーン再生し続けた場合の駆動時間と、150cd/平方m以上の画面輝度でデスクトップ画面を表示し続けた場合の駆動時間の平均をバッテリ駆動時間とするという。当然ながらPCへの負荷は大きくなっているため、従来の測定法よりもバッテリ駆動時間は短くなる模様。

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