Google、Google Glassユーザーの心得を公開

2014年2月21日 16:05

danceman 曰く、 Googleが、Google Glassを装着する際のエチケットを「推奨事項と禁止事項」としてまとめて公開した(slashdotTech Crunch記事)。

 Google Glassの将来は、ユーザーが社会に快く受け入れて貰えるかにかかっている。しかしGoogle Glassが登場して以来、ユーザーの迷惑な行動が表立ってしまっている感がある。そこでユーザーが公共の場に相応しい行動をとるよう基準を設けることにしたようだ。

 禁止事項の中に、不気味もしくは失礼な「Glasshole」にならないようにというのがある。「他の人に敬意を払い、Google Glassについて質問されても怒ったような口調でこたえないように。失礼がないよう説明し、また手短かにデモを披露してみせると理解してもらい易いということも覚えておくといい。携帯電話やカメラの使用が禁止されている場所では、Google Glassにも同様のルールが適用される。携帯電話の電源を切るように言われたら、同様にGoogle Glassの電源も切ること。ルールを破ったり失礼な行動をとれば、事業者のグラスに対する心証が悪くなり、他のExplorer達の印象までもが悪くなってしまう」とのこと。

 また、Google Glassで人を撮影する際には事前に許可をとることを推奨している。「Google Glassのカメラ機能は携帯電話のカメラ機能と全く同じであり、携帯電話のときと同様に、他の人の写真を撮ったり、動画を録画する時には事前に許可をとるべきである」とのこと。

 ほかにも、Google Glassの使用が好ましくないシチュエーションについても触れている。「長時間プリズムをじっと見つけ続けていると、周囲の人の目には相当不気味にうつって見えるだろう。つまり、Google GlassでWar and Peaceを読むべきではない。そういったことは、大きなスクリーンでやったほうがいい」、また、「素敵なレストランでロマンチックなディナーを楽しんでいるときに、Google Glassの質問で邪魔されたくなければ、Google Glassを外し、首の後ろにかけておくか、鞄の中にしまっておくべきだ」だそうだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ハードウェア | Google

 関連ストーリー:
ニューヨーク市警、Google Glassを試す 2014年02月10日
ウェアラブルコンピュータが社会規範に受け入れられる日はやって来るか 2013年10月22日
12年前からHMDを装着して暮らしていた神戸大教授 2013年09月13日

 

関連記事

最新記事