アイレップ、インドネシアのEC大手と資本業務提携 海外展開を加速
2014年2月19日 16:22
アイレップは19日、インドネシアでC to Cのマーケットプレイスを運営するBukalapak.comの第三者割当増資を引き受け、資本・業務提携契約を締結したと発表した。
今回の提携でアイレップは、インドネシア子会社.DIGITAL MARKETING INDONESIAを通じて、BukalapakのSEMを中心としたマーケティング業務を受託し、Bukalapakの利用者の拡大を支援していくという。
提携の背景として、インドネシア市場で安定的な顧客基盤を構築したいアイレップと、日本の最先端のデジタルマーケティングで利用者を拡大したいBukalapakとの間で相互に有益な合意ができ、契約の締結に至ったという。
Bukalapakは設立が2011年で、資本金は20億2,000万インドネシアルピア(約1,750万円)。
インドネシアは、世界第4位にあたる約2.4億人の人口を持ち、インターネット利用者もASEAN加盟国最大で、インターネット市場は今後も急拡大することが予測されている。アイレップは日本で蓄積したデジタルマーケティングのノウハウを同市場で展開することを目的に、2013年に現地法人第1号拠点として、.DIGITAL MARKETING INDONESIAを設立した。
アイレップグループは、今後も国内で培ったSEMコンサルティングサービスを中国や東南アジアの新興国マーケット向けに展開することで、グローバル事業の展開を加速していくという。