【銘柄フラッシュ】不二精機が急伸し日銀政策受けケネディクスやアイフルも急動意

2014年2月18日 16:40

 18日は、円相場が102円台に入る円安基調とあってソニー<6758>(東1)などが朝方から堅調。昼頃に日銀の金融政策決定会合の結果が伝えられ、市中銀行などに対する貸出支援基金の倍増などを打ち出すとしたため、後場は日経平均の先物主導で一段高となり3.6%高。三井不動産<8801>(東1)も後場は急動意となり3.3%高、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は5.0%高、アイフル<8515>(東1)も急動意となり8.9%高。有利子負債の多い浜井産業<6131>(東2)は9.6%高、グローベルス<3528>(東2)は8.5%高。

 材料株も強く、スコップ大手の浅香工業<5962>(東2)は豪雪特需を材料に15.0%高となり連日急伸。アプリックスホールディングス<3727>(東マ)は24.0%ストップ高となり、位置情報システムのKDDI<9433>(東1)採用を好感。オウチーノ<6084>(東マ)は14日発表の12月決算を連日ハヤして連日ストップ高の17.5%高。不二精機<6400>(JQS)は33.6%ストップ高となり日々公表銘柄の解除を好感。

 電子卸売や決済代行などのラクーン<3031>(東マ)は5.6%高、トレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)は2.0%高。弊社・日本インタビュ新聞主宰のIR講演会で展望や計画などを披露、期待を集めた形。

 東証1部の値上がり率1位は、エス・サイエンス<5721>(東1)の18.0%高となり実質は不動産業との見方から日銀の金融政策に期待、2位は不動産ファンドのケネディクス<4321>(東1)の12.8%高となり日銀の金融政策に期待、3位はネクシィーズ<4346>(東1)の12.6%高となり赤字縮小など好感し5日ぶり反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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