レーザーによる核融合で投入した量以上のエネルギーを発生させることに成功

2014年2月17日 18:28

wakatonoo2 曰く、 米ローレンス・リバモア国立研究所にて、レーザーによって核融合反応を発生させる実験に成功したという。投入した燃料よりも大きいエネルギーを発生させることができ、核融合によるエネルギー生成の実用化に向けて大きな一歩になる模様(ウォール・ストリート・ジャーナル日経新聞Nature誌掲載論文)。

 ただ、核融合反応を自律的に継続させるという段階にはまだまだ及ばず、実用化への道は長いようだ。

 なお、レーザー核融合は、日本でも研究されており、例えば浜松ホトニクスなどが詳しい。新しくレーザー照射棟を建設-繰り返し核融合が可能などもあり、今後に期待。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 原子力

 関連ストーリー:
米国国立点火施設、核融合のマイルストーンを達成するも米政府の予算問題によりプレスリリースを出せず 2013年10月11日
核融合エネルギーの研究、先行きは明るくない 2013年08月05日
「家庭向け原子力発電機」の開発をあきらめないNASA 2013年02月26日

 

関連記事

最新記事