“死ぬまでに参加するべき!” 力士と過ごせるツアーが海外で話題
2014年2月17日 17:45
ハフィントン・ポスト(米国版)にて、『相撲レスラーと1日過ごすツアー』が「死ぬまでに参加しておいた方がよい旅行ツアー」として紹介された。実際、海外の旅行情報サイトでも、『相撲』を見るべきと紹介しているものも少なくない。
【親方とランチも楽しめるツアー】
同サイトで勧められていた『相撲レスラーと1日過ごす』ツアーの内容は以下の通りだ。
まずは朝稽古を土俵脇で堪能し、その後、実際に参加者は土俵に上がり力士と対戦することも出来るよう。そして、親方や力士たちとちゃんこ鍋を食べながらおしゃべりができるという。このコースの紹介文の中では「親方と食事を一緒に取ることができ、さらにおしゃべりもできる!」とアピールされている(参加者がどれほど親方とおしゃべりしたいかは謎である)。
ツアーは朝8時45分から11時15分まで。力士たちがどんな稽古を行い、相撲部屋で過ごしているのか密着して楽しむことが出来る。
ちなみに、外国のテレビ番組で放送される日本旅行記には必ずと言っていいほど相撲部屋を訪れるシーンがでてくる。経験豊富な力士や親方は、これらのツアーや、海外テレビの取材などに英語で対応している。
【外国人と日本人の相撲人気の違い】
世界各国で利用されている旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』を見てみると、両国国技館に対する評価は日本人からだけではなく、外国人からの評価も高いことが分かる。口コミ欄には、相撲の試合を観戦し、感動した外国人たちから「絶対に行くべきだ!」「相撲レスラーの大きさが尋常じゃない」などの書き込みが見られる。ただ、「ハンサム!」といったコメントは見当たらない。
一方、現在日本では、『イケメン力士』と呼ばれアイドル的な人気を集めている力士もいる。昨年12月、日本相撲協会の公式ツイッターのフォロワー数が、3万人を超えたことを記念して、『関取にお姫様だっこしてもらえる権』という企画が行われた。
今をときめくイケメン力士・遠藤と壱岐の海の腕の中にうずまりたい女性が、たった6人の選ばれし者の座を勝ち取るために、8132人も応募。もはやこの人気は、サッカー界でいう『ベッカム』に匹敵するといっても過言ではないだろう。ただ、外国人たちに「このイケメン力士の立ち位置はベッカムのようなものだよ」と説明したところで、首をかしげられそうだが……