北朝鮮の開城工業地域でインターネット利用可能に
2014年2月17日 15:04
あるAnonymous Coward 曰く、 北朝鮮が所有している開城工業地域で、インターネットへのアクセスが可能になるという(The Register、MOTHERBOARD、Daily NK、産経新聞、slashdot)。
韓国と北朝鮮の協議で、ネットの接続方法など実務的事項で基本合意、使用が実現する見通しとなった。北朝鮮では科学者、学者、一部エリートを除けばWebへのアクセスは禁止されている。韓国政府はネットが使えるようになれば、外国企業の団地への投資誘致を促進できると期待している。
今年の上半期に開城工業団地内にハイテク企業専用のビジネスセンターを設置。そこに20台のインターネット接続可能なPCを設置するという。北朝鮮との協議では携帯電話の利用解禁についても話し合われたが合意には達しなかった。しかし、この動きが北朝鮮の態度軟化を示しているとみるのは時期尚早だ。金正恩体制は工場で働いている44000以上の工員に対してなんらかの監視手段や検閲装置を用意する可能性が高いとしている。
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