横浜ゴム、韓国クムホタイヤと提携へ 環境対応技術を共同開発

2014年2月17日 15:09

 横浜ゴム14日、韓国の錦湖(クムホ)アシアナグループのクムホタイヤ(KUMHO TIRE)と技術提携基本契約を締結すると発表した。環境対応技術などの共同研究開発に向け、今後、資本提携も視野に入れた技術提携の詳細協議を進めていくという。

 同社によると、両社は環境対応技術などのタイヤ関連技術の研究開発で、研究開発資源の共有や効率的な運用を行ない、両社の競争力を強化することを目指している。

 今後、技術提携の詳細を規定する各種契約の締結に向けた詳細協議を進める。また、両社が相互に株式を持ち合う形での資本提携についても、継続して協議を進めるという。

 クムホタイヤは1960年創業。アシアナ航空などで構成される錦湖アシアナグループの中核企業。2013年度の連結売上高(監査中のため参考)は3兆6,990億ウォン(約3,500億円)で、韓国・中国・ベトナムの3カ国に8つのタイヤ工場を持ち、従業員数は約11,000人。

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