NY原油:続落で100.30ドル、米景気減速懸念による需要後退思惑で売り先行

2014年2月15日 09:18


*09:18JST NY原油:続落で100.30ドル、米景気減速懸念による需要後退思惑で売り先行

NY原油は続落(NYMEX原油3月限終値:100.30 ↓0.05)。100ドル付近で寄り付き後、まもなく発表された米国の1月鉱工業生産指数、設備稼働率が予想外に低下したことを受けて、景気減速懸念が強まり、需要後退の思惑から原油売りが先行、安値99.43ドルまで下落した。

その後に発表された米2月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値が、予想に反して前月と同水準にとどまったことをきっかに、米株価指数が反発。それ以降、株価指数が上昇幅を拡大する動きに伴い、原油の買い戻しも優勢になり、引け間際に前日終値(100.35ドル)を上回る100.41ドルまで上昇した。しかし、反発もそこで息切れし、2日続けて小幅な続落となった。《KO》

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