味の素:今期純利益を11%減に下方修正、飼料用アミノ酸事業の価格下落が長期が影響
2014年2月14日 17:39
【2月14日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 味の素(東1:2802)は14日、2014年3月期の続き連結業績予想を下方修正し、純利益を前回予想を480億円から前期比11%減の430億円に引き下げた計算になることがさくらフィナンシャルニュースの取材でわかった。
飼料用アミノ酸事業の販売価格下落が予想以上に長期化したことに加え、2013年12月末以降の市場悪化にともない冷凍食品事業の販売数量が減少したこと、原材料価格の上昇が想定以上だったことも影響した。
また、売上高は同1兆320億円から同5%増の1兆230億円に、営業利益は同680億円から同13%減の620億円に、経常利益は同740億円から同12%減の680億円に、それぞれ引き下げた。【了】